中北町のだんじり

 中北町のだんじりは、平成18年7月16日に新調だんじりの入魂式が行われました。
大工は岸和田市畑町にある井上工務店、彫刻は同じく岸和田市尾生町にあります木下彫刻工芸の手により制作されました。
 先代だんじりの雰囲気を残しつつ、平成のだんじりらしく繊細で美しい彫刻の数々!希少価値の高い木材「黒柿」を非常にたくさん使用されただんじりで、他に類を見ない仕上がりとなっております。

写真にあるように、黒の中に白い部分もあるチョコマーブルのような模様になっている部分が黒柿を使用した箇所になります。
今までも少しだけ黒柿を使用しただんじりはありますが、欄干や兜桁などに多くの黒柿を使用しただんじりは中北町が初めてです!
非常に希少価値の高い部材で、木材の手配だけでも相当大変だったのではないかと思います。このような貴重な部材をたくさん使っただんじりでも中北町は勢いがすごいんです!
昔から中北町は「勢いのやりまわし」と言われるほど、スピードの速さには定評のある町です!

 昭和32年から平成17年まで中北町のだんじりとして曳行されただんじりは現在同じ地区の南上町にて曳行されています。岸和田祭の時には新旧のだんじりが共演します。そんな光景もなかなかない光景です!
平成29年に新調から初の大修理が行われ、より一層美しくなりました。
あと中北町と言えば・・・法被です!
この意匠は昭和32年、先代だんじりの新調と同時に制作された法被ですでに60年以上変わっていません!おそらく泉州地域でも一番古い意匠ではないでしょうか。法被の勢いも先人が創り上げた歴史を守っていく中北町にこれからも注目ですね!